アバサー

捕まえた「ハリセンボン(アバサー)」で、絶品の「アバサー汁」を作る!!

  • 2020年7月9日
  • 2021年11月28日
  • 食べる

ハイサイ!沖縄のニッシーです!


前回の記事では、「ハリセンボン(アバサー)」を狙うユニークな釣りを紹介しました。

 

怪魚
釣り上げた「ハリセンボン」

 

今回は「ハリセンボン」のサイズアップを狙い、僕の大好物な沖縄料理「アバサー汁」を作ります。

 

 夜の漁港で「ハリセンボン」を捜索

 

日中でも釣れますが、「ハリセンボン」は「夜行性の魚」です。

今回はより大きな個体を探して、夜の漁港にやって来ました。

探す場所は前回と同様、「岸壁沿い」「停泊中の船の影」です。

 

怪魚
夜の方が「遭遇率」が上がる

 

ヘッドライトをつけて探すと、早速「ハリセンボン」がいたので捕獲!

夜に見ると、トゲトゲの迫力が増して見えます(笑)

ちなみに今回は効率重視で、「ハリセンボン」の捕獲に「タモ網」を使いました。

 

アバサー
「タモ網」で捕獲した「ハリセンボン」たち

 

泳ぎがのんびりなので、後ろからそっと「網」ですくえば簡単に捕まえられますよ。

その後も1時間ぐらい堤防を歩き回って、すくい上げた「ハリセンボン」は30匹以上!

 

ハリセンボン
「ハリセンボン」が大漁!
 

捕まえた「ハリセンボン」の中から、大きさが「30センチ」程度の個体を4匹お持ち帰り

 

アバサー
ビックリして一斉に膨らんだ「ハリセンボン」たち

 

残りの「ハリセンボン」達は、観察してから海に帰しました。

 

「ハリセンボン」は沖縄県では高級食材

 

全国的に「観賞魚」としての人気が高い「ハリセンボン」ですが、沖縄県では「アバサー」の方言名で親しまれる高級食材です。

「ハリセンボン」は「フグの仲間」ですが、「毒」はありません

 

アバサー
市場に並ぶ「アバサー(ハリセンボン)」

 

大型のハリセンボンの仲間「ネズミフグ」の切り身
 

食用として市場に流通しているのは、大型になる「ヒトヅラハリセンボン」「ネズミフグ」がほとんど。

大きな個体だと1匹5000円近くするので、スーパーで「切り身パック」を買う方が多いです。

 

県内のスーパーで販売されている「ハリセンボン(アバサー)」

 

食べ方は、「唐揚げ」「アバサー汁(味噌汁)」がほとんどです。

個人的な意見ですが、僕は「アバサー汁は沖縄県の汁物料理の中で1番美味しい」と思っています。

 

「ハリセンボン」を解体する

 

全身を覆うトゲトゲが厄介ですが、手順さえ分かれば「ハリセンボン」は簡単に解体出来ます

以下が、「ハリセンボンの解体手順」になります。

 

①:「口の周り」を一周するように「切れ込み」を入れる

皮を剥ぐための「切れ込み」です。個人的には包丁よりも「キッチンバサミ」がオススメです。

 

②:「口の切れ込み」から刃を入れて、そのまま「皮」を切り進める

「キッチンバサミ」がオススメ。あらかじめ「胸鰭・尾鰭」周辺に切れ込みを入れておくと、よりスムーズです。

 

③:「皮」をめくりながら、包丁で「身」を切り離す

ここからは「包丁」を使用。「皮」を引っ張りながら「身」の間に刃先を入れて、解体を進めます。

 

④:「キモ」を取り出して、「下処理」が完成!

ハリセンボンの「キモ」は極上の味。「食材」として使うので、捨てずにとっておきましょう。

 

 

「ハリセンボン」を解体して「皮」を剥がすと「身」はこんな感じになります。

 

身体の大部分が「皮」

 

「解体後の写真」を見て分かる通り、皮を剥ぐと「ハリセンボンの身」はほとんど残りません(笑)

同じ要領で、持ち帰った4匹をそれぞれ解体!

 

「ハリセンボン」4匹を解体!

 

 

アバサー
正面から見ると「エイリアン」な見た目に…

 

あんなに愛嬌があった「ハリセンボン」の顔も、まるで「地球外生命体」のような見た目になってしまいました(笑)

 

絶品の「アバサー汁」を作る

 

ここからは、「アバサー汁(ハリセンボンのお味噌汁)」を作っていきます。

手順は、以下の通りです。

 

①:下処理した「ハリセンボン」を「一口大」にカットする。

 

「キッチンバサミ」を使用。「身」を食べやすいサイズに切り分けます。

 

②:沸騰したお湯に「身」を投入して、煮込む。

 

「15分前後」煮込みます。アクが出るので取りましょう。

 

③:「ハリセンボン」の「キモ」をすり潰す。

 

「キモ」と「泡盛(大さじ1杯)」を小鉢ですり潰しましょう。この「キモ」がアバサー汁最大の魅力です。

 

④:鍋に「③のキモ」と「ネギ」を一緒に入れて、煮込む。

 

「味噌」と「塩」で味を整えて、「5分前後」煮込んだら完成です。

 

 

完成した「アバサー汁」を実食

 

「アバサー汁」完成!

 

それでは、完成した「アバサー汁(ハリセンボンのお味噌汁)」を早速頂きます!

表面に浮かんでいるのは、すり潰して細かくなった「キモ」です。

 

まずは、「ダシ」がしっかり出たスープから。

 

「アバサー汁」のお味は…

 

 

ニッシー
「濃厚で、美味いっ!!」

 

「キモの一粒一粒」が、とにかく濃厚で味わい深く、美味しいです!

 

「ハリセンボン」の「身」のお味は…
 

身の「見た目、味」どちらも「フグ」そのものです!

 

「上品な白身」に、しっかりと味がしみ込んでいます。

この旨さは、実際に食べてみないと伝わらないのが残念です。

 

「アバサー汁」は、海鮮料理が豊富な「食堂」であればメニューにある場合が多いです。


観光で沖縄に来られた際は、ぜひ食べて見てくださいね。

 

ニッシー
それでは、また!



 

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