オオタニワタリ 山菜

巨大シダ植物「オオタニワタリ」から絶品の山菜料理を作る!!

  • 2020年7月13日
  • 2021年11月28日
  • 食べる

ハイサイ!沖縄のニッシーです!

 


今日はいつもと気分を変えて、沖縄の「山」を舞台にした冒険を紹介します。

日本で唯一、「亜熱帯地域」に属する沖縄県は、本州と比べて独特な自然環境が形成されています。

 

山菜 沖縄
沖縄の森でよく見かける「パパイヤ」

 

「サンゴ礁の海」ばかりイメージされがちですが、「山」でも「沖縄ならではの自然」を楽しむことが出来ます。

今回は「沖縄の山」に出かけて、「沖縄ならではの山菜採り」を楽しみます。

 

沖縄の「山菜」事情

 

沖縄県は本州地域と比べて、「山菜を食べる文化」がそれほど一般的ではありません。

 

特に「沖縄本島」は山菜食があまり浸透していませんが、西表島などの「離島の一部地域」は、古くから山菜食が親しまれてきました。

今回紹介する「山菜料理」も、僕が西表島で修行していた時に教わったものです。

 

今回は、沖縄ならではの美味しい山菜「オオタニワタリ」を紹介します。

ご自身で山菜を採取する際は、必ず土地の管理者の許可」を得てから行うように注意してください。

 

ニッシー
「無断の私有地への立ち入り、無断の採取」は絶対やめましょう!

 

巨大な着生シダ植物「オオタニワタリ」

 

「オオタニワタリ」は、葉の大きさが1メートルを超える「巨大シダ植物」です。

「沖縄県全域」および、「南九州地域」を中心に自生している植物です。

 

最大級サイズの「オオタニワタリ」

 

「温暖な地域」の植物で、沖縄の野外ではごく普通に見られます。また「観葉植物」として人気が高く、民家の庭先でよく育てられています。

 

「オオタニワタリ」は食用になる山菜として知られ、八重山諸島を中心とした「沖縄県」の他、「台湾」でも好んで食べられているようです。

 

オオタニワタリ
木に「着生」している「オオタニワタリ」

 

「オオタニワタリ」は「着生植物」と呼ばれる種類に属します。

「着生植物」とは、「土に根を張らず、他の木や岩の上に根を下ろす植物のこと」です。

 


「寄生植物」とは異なり、くっついている木から栄養を吸い取っている訳ではありません。

 

中央に溜まった「腐葉土」を養分にして成長する

 

葉の集まる中央部に窪みがあり、ここに溜まった落ち葉を「腐葉土」に変えて養分にしているようです。

 

オオタニワタリ
コンクリートに生えた「オオタニワタリ」

 

「オオタニワタリ」は、「胞子」で子孫を増やす植物です。

飛んだ胞子が「木」や「土壁」に付着することで、大きく成長していきます。

 

 

ちなみに「コンクリートの隙間」にも、「オオタニワタリ」は元気に生えています(笑)

 

「オオタニワタリ」を採取する

 

それでは、「オオタニワタリ」を採取しに出かけます。

 


今回向かったのは、沖縄本島北部。

僕の友人に協力してもらい、「友人宅の裏山」で採取をすることにしました。

山に入ると早速、「オオタニワタリ」を発見!

 

オオタニワタリ
「オオタニワタリ」を発見!

 

「山菜」として食用になるのは、「柔らかい新芽の部分」です。

 

オオタニワタリ
写真の「新芽」が「食用となる部分」

 

手に持っている「カールした葉の部分」が、食べ頃の新芽です。

 

強く力を入れると、まるごと根本から抜けてしまうことがあるので、優しく新芽部分だけを採取しましょう。

 

オオタニワタリ
まだ着生したばかりの「オオタニワタリ」

 

山の石段には、「ベビーサイズ」のオオタニワタリが生えていました(笑)

その後も、「食べ頃サイズの新芽」を求めて探索!

 

オオタニワタリ
大量の「オオタニワタリ」が着生した木

 

全部の「新芽」を採ってしまうと成長に影響する可能性があるので、1株から1枚だけ採取します。

 

オオタニワタリ 山菜
今回収穫した「オオタニワタリの新芽」

 

家で食べるのに充分な量の「新芽」が採れたので、持ち帰ってとっておきの「山菜料理」を作ります!

 

「オオタニワタリ」のチャンプルーを作る

 

まず1品目は、「オオタニワタリのチャンプルー」を作ります。

 

「チャンプルー」は沖縄の方言で、「ごちゃ混ぜ」という意味。

一般的には,「色々な食材を炒めた料理」を指すことが多いです。

 


作り方の手順は、次の通りです。

①:一口大に切った「オオタニワタリ」を湯がく。

綺麗に水洗いした「オオタニワタリ」を一口大にカット。ひとつまみの塩を入れて、3分程湯がきます。

 

②:①を中火で軽く炒め、「好みの具材」と炒める。「塩コショウ・醤油」で味を整えて完成。

 

オオタニワタリ
今回は「豆腐」、「モヤシ」、「豚バラ肉」を一緒に炒めました。

 

「オオタニワタリ」の天ぷらを作る

 

次は、「オオタニワタリ」を使った天ぷら

これは「人に教えたくない程に美味しい」、僕の大好物です(笑)

 

作り方の手順は、次の通りです。

 

①:「オオタニワタリ」を水洗いし、水気を切ってから、溶いた「てんぷら粉」に浸す。

 

「小さいサイズの葉」はまるごと、「大きな葉」はカットしておきます。


②:①を熱した油で揚げ、「塩」をまぶして完成。

 

衣をサクサクになるように揚げると、より美味しく食べられます。

 

 

完成した「オオタニワタリ料理」を実食

 

「オオタニワタリ」料理が完成!

 

「オオタニワタリ」を使った料理が、2品完成しました!

どちらも「沖縄ならではの山菜料理」です。

 

 

まずは、「オオタニワタリのチャンプルー」から頂きます。

 

「オオタニワタリのチャンプルー」のお味は…
ニッシー
うまいっ!



「生の状態」でつまみ食いした時よりも、かなり「ネバリ気」が増しています。

 

味は「チンゲンサイ」に近く、歯応えが抜群

ご飯がドンドン進むような、美味しさです!

 

 

お次は、「オオタニワタリの天ぷら」を頂きます。

 

オオタニワタリ
「オオタニワタリの天ぷら」のお味は…

 

ニッシー
やっぱりコレが一番!!

 

噛むほどに「オオタニワタリの旨味」が増していきます。

チャンプルーと比べて「ネバリ気」は少ないものの、バランスが丁度良い抜群の美味しさです。

 

山菜料理といえばやっぱり「天ぷら」ですね!

塩をふれば「お酒のオツマミ」にピッタリで、何枚でも食べられる美味しさでした!

 

次回の記事でも、「沖縄らしい植物」を使った山菜料理を紹介します。

皆さんも機会があれば「オオタニワタリ」を食べてみてくださいね。

 

ニッシー
それでは、また!

 

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