カーエー

「カーエー(ゴマアイゴ)」の『垂らし釣り』と『絶品料理』を楽しむ冒険

  • 2020年7月22日
  • 2021年11月19日
  • 釣る

ハイサイ!沖縄のニッシーです!

 

前回の記事では、沖縄で人気のターゲットとして「タマン」を紹介しました。

今回は、「タマン」と並んで沖縄を代表するターゲットのカーエー(ゴマアイゴ)」の話をします。

 

カーエー 釣り
「カーエー(ゴマアイゴ)」

 

「カーエー」も、「専用のタックル」や「釣り大会」が開催されるなど、沖縄でファンの釣り人が多い魚です。

今回は、「カーエーを垂らし釣りで狙う釣法」を解説します。

 

 

「カーエー」ってどんな魚⁇

 

「カーエー」は、沖縄の方言名です。和名は「ゴマアイゴ」という魚。

 

カーエー
40センチのアベレージサイズ「カーエー」

 

「カーエー」は、「浅い砂地・サンゴ礁・岩礁地帯」など、沖縄県の沿岸域ならどこにでも生息している魚です。

「藻類」や「甲殻類」が大好物で、最大50センチ級まで成長します。

 

「カーエー」の体表にあるゴマ模様

 

和名である「ゴマアイゴ」の名前の由来は、体表にある「ゴマ状のマダラ模様」です。

 

「カーエー」の毒針に要注意!

 

カーエーをはじめとした「アイゴ」の仲間は、共通して「強力な毒針」を持っています。

 

カーエー
「毒針」に刺されないように注意

 

「背鰭・腹鰭・臀鰭」が鋭く尖っており、刺されると体内に毒が注入されます。

カーエーに刺されると、蜂にさされたような激痛がはしり、「患部が腫れる、痺れる」などの症状が数日続きます。

 

もし刺された場合は、「40度〜60度のぬるま湯に患部をつける」と痛みが和らぎます。

 

「フィッシュグリップ」を常備しておくと便利

 

「カーエー」などの危険な魚を釣り上げたら、「フィッシュグリップで掴む」「無理に針を外さずにラインから切る」と安心です。

 

「鰭ごと毒針をハサミで切除する」のがオススメ!
 

「カーエー」は死んだ後も、「毒針」の効果が持続します。

持ち帰って食べる場合は、釣り場で「鰭ごと毒針をハサミで切っておく」と、家で捌くときが楽です。

 

「カーエーの垂らし釣り」のタックル

 

「カーエー」の釣り方は、「ウキ釣り」をする方がほとんどですが、僕は「垂らし釣り」で狙っています。

漁港で「タマン狙いの打ち込み釣り」をしながら、並行して「カーエーの垂らし釣り」をする場合が多いです。

 

「垂らし釣り」とは、堤防スレスレに仕掛けを垂らす釣り方です。

具体的な「仕掛けの図」は、こちら。

 

「カーエー垂らし釣り」の仕掛け

 

使用する竿は、「長さ3メートル程度の短い舟竿」がオススメです。

リールは「両軸タイプ」が使い勝手がいいですが、「スピニングリール」でも大丈夫です。

 

僕の「垂らし釣り」用タックル

 

いずれも「ある程度頑丈なタックル」でないと、「大型のカーエー」にぶっ壊されます(笑)

 

道糸は「PE2号orナイロン6号程度」を使用。

僕は「3本針」で狙う場合が多いですが、「1本針」の方が初心者の方には扱い易いです。

 

左:僕のオススメつけ餌「ぜっ鯛くわせ」、右:「カーエー用撒き餌」

 

餌は「オキアミ」「カーエー用の練り餌」を使います。

 

「カーエー垂らし釣り」の釣法

 

「カーエー」は日中にも釣れますが、「夜行性が強い魚」なので日没からが釣りやすいです。

ポイントは、「ある程度水深のある漁港や堤防」がオススメです。カーエーが回遊してきやすい「潮通しのいい先端箇所が有利です。

 

「堤防の際」に、仕掛けを垂らす
 

ポイントを決めたら、「仕掛け」を堤防スレスレに落とします。


ここで重要なのが、「常にオモリが底についた状態を維持する」こと。
「針を仕掛けごと海底に這わすようなイメージ」で大丈夫です。

 

仕掛けを着底させたら、「カーエー」を寄せるために「撒き餌」をします。
「カーエー用の撒き餌」を適度に撒いて、魚を寄せましょう。

 

後は糸フケを取って、竿先につけた「ケミホタル」「鈴」を頼りに待つだけ。

 

カーエー 垂らし釣り
「垂らし釣り」で釣れた「カーエー」

 

竿先に変化があれば、強くアワセを入れましょう!

 

「カーエー」にタックルを引きずり込まれないように、待っている間は「リールのドラグ」を緩めておきましょうね(笑)

 

美味しい魚「カーエー」の捌き方

 

「カーエー」は、沖縄県内での人気が高い「美味しい魚」です。

「歯応えのある筋肉質の白身」が特徴で、お刺身やマース煮(塩煮)で美味しくいただけます。

 

県内のスーパーで「切り身」が流通していますが、自分で釣ってきた「カーエー」を捌くときには注意事項があります。

 

「毒針つきの鰭」を取り除いた後の「カーエー」

 

先程も解説しましたが、「鰭の毒針」に刺されないようにキッチンバサミで切り落としましょう。

そして、最も重要なのがカーエーを捌くときに、「内臓を傷つけないようにする」こと!

 

「尾」の側から慎重に、お腹を開きます

 

「カーエー」は藻類を食べているため、「内臓がとにかく臭い」です。

誤って傷付けてしまうと、キッチン中に「ドブ川の匂い」が充満!

 

身に「強烈な臭さ」が移って、「カーエー」が一気に不味くなります。

 

無事に「下処理」が完了!

 

下処理時の「毒針の除去」「内臓の除去」さえ丁寧に行えば、「カーエー」を美味しく食べることが出来ます。

 

「カーエー」で絶品料理を作る

 

下処理を終えた「カーエー」で、今回は「5品」料理してみました。

 

①:【カーエーのお刺身】

「カーエー」本来の味を楽しむなら、やっぱり「お刺身」が1番。歯応え抜群で、クセがなく上品な味です。

 

 

②:【カーエーのマース(塩)煮】

半身をまるごと、「マース(塩)」で煮込みます。「泡盛・ニンニク」を加え、「シークワーサー」を絞ります。

 

 

③:【カーエーのアラ汁】
アラは「味噌」を少し加えて、あら汁にします。煮込んでいると魚の脂がしっかり出て、味の深みが増します。

 

 

④:【カーエーのナメロウ風】

個人的に1番好きな食べ方が、「ナメロウ」風。切り身を一口大に切り、「味噌・ネギ・大葉」を加えて混ぜます。

 

⑤:【カーエーの海鮮丼】
④の「ナメロウ」を「酢飯」にのせて食べると、「箸が止まらなくなる絶品な味」です!

 

 

今回作った「カーエー料理」

 

「カーエー」は「釣って楽しく、食べて美味しい魚」です。

皆さんも機会があれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。



ニッシー
それでは、また!

 

【今回のタックル】

 

・ロッド:プロマリン「テトラ大物EX150M
・リール:シマノオシアジガー2000 HG
・メインライン:PE2号
・ハリス:ナイロン6号

 

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