こんにちは!島根のニッシーです!
私用でしばらく地元に帰省する関係で、島根での冒険をアップします。
今回は、「初めて釣りをする方にオススメ」なターゲットを紹介します。
ビギナーに超絶オススメな「シロギス釣り」
「釣りをしてみたい!」という友人がいたら、僕が最初にオススメして連れていくのが、「シロギス釣り」です。

「シンプルなタックルと仕掛け」で誰でも気軽に挑戦でき、かつ「明確なアタリ」を体感出来るので「魚釣りの楽しさの醍醐味」を味わうことが出来ます。

「シロギス」が喰いつくと「コツッ、コツン」と前アタリがあり、竿先から「ブルブルッ」とキスのヒキが伝わって来ます。
しかも、ちょっとしたコツさえ掴めば「入れ食い状態」で簡単にたくさんのキスを釣ることが出来ます。

地元で、「釣りをしてみたい!」という友達がいたら、僕は迷わず「シロギス釣り」に連れて行きます。
初めて釣りをする方でも、次々にキスを釣り上げて楽しんでくれますよ♪
「シロギス」ってどんな魚⁇
「シロギス」は、北海道南部から九州にまで日本各地に生息する魚です。
「砂地の海底」を群れで回遊しており、最大で30センチ程に成長します。

海底の「ゴカイや小さなエビ類」を積極的に捕食します。
春先から産卵のために接岸し、海水温が下がると深場に移動して活性が下がります。
「シロギス」の釣り方
釣りのターゲットとして人気の高い「シロギス」は、「投げ釣り、舟釣り」といった釣り方が代表的です。
僕が今回オススメするのは、「ちょい投げ釣り」という釣り方。

「ちょい投げ釣り」とは、「軽いオモリがついた仕掛けを近場に投げて、海底をゆっくり引きながら探る」釣り方。
「長い竿を使って200メートル近く遠投する本格的な投げ釣り」と違い、「短い竿で近場を探る釣り」なので、気軽にシロギスを狙うことが出来ます。
ちょい投げ釣りでは、「海底が砂地の防波堤」での釣りをオススメします。
「防波堤」には近場に好ポイントが多く、「砂浜」での遠投釣法よりも釣果が良い場合が多いです。

僕の地元の場合、日中を通して数釣りが楽しめるのは「5月〜7月中旬頃」まで。
海水温が上がる真夏は、「朝・夕の涼しい時間帯」以外は釣果がガクンと落ちます。

ちなみに「夜釣り」では、日中より数こそ出ないものの「大型のシロギス」が釣れやすくなります。
「ちょい投げ釣り」のタックル
それでは、「ちょい投げ釣り」の解説をします。
具体的な「仕掛けの図」が、こちら。

釣り具店で販売されている「市販のシロギス用仕掛け」は、すぐに釣り場で使用できるので便利です。

針のサイズは「7号or8号」、「夜行玉」がついている仕掛けが個人的にオススメです。
タックルは、「2メートル〜3メートル程度の柔らかめのルアーロッド」が使いやすいです。
スピニングリールも、ロッドに合わせて「3000番クラス」。道糸は、「PE1号」を巻いておきます。

このタックルがあれば、「ちょい投げ釣り」以外にも様々な釣りで活躍します。
餌には、「ゴカイ」を使用します。

ゴカイにも種類がありますが、匂いが強い「砂ムシ(イシゴカイ)」をオススメします。

「シロギス」は口が小さいので、「ゴカイ」は一口大に千切って針につけます。

活きた「ゴカイ」に抵抗がある方には、ゴカイそっくりな「人工エサ」を利用する手もあります。
ちょい投げ釣りで「シロギス」を狙う
それでは実際に、「シロギス」を釣りに出かけます。
釣り場は、「海底が砂地になっている漁港」を選択しました。
海を覗くと、足下で「シロギス」が餌を探して泳いでいます。
活性が高そうで、釣果に期待が出来そうな状況です。

「シロギス」釣りのコツは、「シロギスが群れている場所」を探すこと!
「シロギス」は餌を探して「群れ」で行動しているので、まずは仕掛けを多方面に投げて探ります。

「潮の流れが集まる場所、海底のかけ上がり、海底に点在する岩の際」など、怪しい場所を探っていきましょう。
仕掛けを投げて、ゆっくりリールを巻いてくると「コツッ、コツン」とキスのアタリがあります。
手首を軽く捻るぐらいのイメージで軽くアワセを入れると、「ブルブルッ」としたキスのヒキを楽しめます。

「シロギス」が釣れた場所に再度仕掛けを投入し、常に「キスの居場所」を狙っていくようにします。

仕掛けに次々にキスが喰いつき、「鈴なり状態」で釣れてくることもよくあります。
「シロギス」は20センチを超えると、ヒキが特段に強くなります。

このヒキを体験してしまって、釣りにハマってしまった僕の友人は数知れません(笑)
その後も「入れ食い状態」が続き、キープした30匹以外はずっとリリースしていました。
「シロギス」は美味しい魚
「シロギス」は、「江戸前の天ぷら、握り寿司」にも欠かせない美味しい魚として知られています。

「シロギス」の身は白く透き通っており、クセがなく淡白で旨味が強い味です。
食べ方は、定番の「天ぷら」をまずオススメします。

身はふんわりした「柔らかい食感」で、「上品な味と甘み」を楽しめます。
釣れたキスは、「みりん干し」でも美味しく頂くことが出来ます。


「醤油、みりん、酒、砂糖」に浸して、天日干しにすれば最高のオツマミになります。
個人的に1番好きなシロギスの食べ方は、「炙りダシ茶漬け丼」です。
①:キスの身を冷蔵庫で3日間ほど熟成させます。

②熟成したキスの身を、皮付きのままバーナーで炙ります。

③:切り身にして丼に盛り付け、「昆布ダシ」を垂らします。アラからとった「ダシ汁」をかけて、完成です!

特に「炙りダシ茶漬け丼」は、食べた方にしか分からない、説明不可能な「異次元の旨さ」です‼︎
釣り未体験の方、初心者の方でも気軽に挑戦出来る「シロギスのちょい投げ釣り」。
皆さんも、身近な防波堤からぜひ挑戦してみてください。
【今回のタックル】
・ロッド:TULALA(ツララ)「Glissando 77」
・リール:シマノ「SUSTAIN C-3000」
・メインライン:PE1号
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