タマン釣り タマン ハマフエフキ 打ち込み釣り 沖縄釣り

沖縄打ち込み釣り「タマン(ハマフエフキ)」の釣り方【中・上級者向き編】

  • 2022年9月4日
  • 2022年9月4日
  • 釣る

ハイサイ!沖縄のニッシーです!

沖縄での釣りで、トップクラスの人気を誇るターゲットに「タマン(ハマフエフキ)」という魚がいます。

本州では「磯のダンプカー」の異名を持ち、その名の通り強固な竿をふっ飛ばす程の「強烈なアタリ」、フッキングすると沖に突っ走る「暴力的なファイト」を一度味わうと魅力に憑りつかれてしまうこと間違いナシです!

 

僕も沖縄移住後に「タマン釣り」に魅せられてしまい、「ルアーフィッシング・打ち込み釣り」それぞれの釣法で日々タマンを追いかけています。

今シーズン(2022年)は特に絶好調で、9月までに50匹を超えるタマンを釣り上げることが出来ました。

 

タマン釣り タマン ハマフエフキ 打ち込み釣り 沖縄釣り
4.25キロのタマン(打ち込み泳がせ釣りにて)

 

タマン釣り タマン 打ち込み釣り 沖縄釣り ハマフエフキ 沖縄ルアー
5.16キロのタマン(打ち込み釣りにて)

 

タマン 沖縄ルアー カヤックフィッシング ハマフエフキ
5.32キロのタマン(ルアーフィッシングにて)

 

こうした「タマンの釣果」は、日々釣り場に通い続けることで蓄積してきたデータに基づいています。

以前の記事で「タマンの打ち込み釣りの必釣法」を紹介しましたが、今回はより踏み込んだ「タマンの打ち込み釣りのコツ」をお話します。

 

「タマンの打ち込み釣りの必釣法【初心者向け編】」は、こちらから

「タマンのルアーフィッシング、カヤックフィッシングについて」は、こちらから

 

タマン釣り必釣法①「釣り人の都合ではなく、タマンの視点で考える」

 

これはタマン釣りに限らず全ての釣りに共通することですが、釣り人ではなく「魚を中心」に全ての物事を考えることが前提です。

 

釣りは、自然を相手にするもの。魚の独壇場である海に、人間側がお邪魔をさせてもらう側なので魚の視点で物事を考えることが重要です。

「自分がタマンだったらどの場所を泳いで浅瀬に入ってくるか、この水深だとどのくらいの潮位が浅瀬に入りやすいか、この場所にはどんな餌がいてどんな大きさだと捕食しやすいのか…」

笑われることもありますが、僕が釣りをするときは「自分が魚になったつもり」で常に釣りに臨んでいます。

 

「タマンの気持ち」になって考えることが大事

 

タマンが釣れた時にデータ(釣れた場所、時間、潮位、海況、天候など)をしっかり残しておくことで、「タマンの気持ち(タマンが釣れる条件)」が何となく見えて来ます。

 

釣り人の都合ではなく、魚の都合に合わせた釣行計画を立てることが出来るようになれば、そのまま釣果に直結します。

 

タマン必釣法②「エサは鮮度が大事、その日の当たりエサを見つける」

 

「タマン」を打ち込み釣りで狙う際、使用する餌は釣具店で販売されている冷凍餌が便利でよく使用されています。

僕も自分で捕まえたシガヤーダコや魚の切り身を自宅の冷凍庫にストックしていますが、基本的には「冷凍していない新鮮なエサ」を使用しています。

 

現地で捕まえたカニや小魚が一番なのですが、時間がないときはスーパーの鮮魚コーナーでエサを調達しています。

 

現地調達したエサ(カニ)

 

スーパーで購入したエサ(ミジュン)

 

スーパーの鮮魚コーナーでは、新鮮なエサを安価で調達出来るのでオススメです。

 

タマン釣りでは、「餌の種類」が重要です。

「魚の切り身、イカ・タコ、カニ」が基本的な選択肢ですが、その日の当たりエサは当日の状況や個体によって異なります。

 

タマンの胃袋をチェック

 

釣り上げたタマンを自宅で捌く際に、胃袋の中身を調べると「タマンがその場所で捕食している餌」を知ることが出来ます。

ウニを食べているタマンは激臭なので、注意してくださいね(笑)

 

タマン必釣法③「向かい風、やや荒れた海況が有利」

 

僕がタマン釣りのポイントを選ぶ際に重要視している項目の一つが、「当日の風向き」です。

沖縄本島の各地にマークしている釣り場の中から、「向かい風で、程よく荒れている場所」を選択して出かけています。

 

向かい風で、程よく荒れた海況がベスト!

 

これまでの経験上、いわゆる「ベタ凪」と呼ばれる穏やかすぎる海況だと、浅場の大型タマンの活性が低い傾向があります。

荒れた状況だとタマンの餌である小魚が接岸しやすくなり、海底がかき回されてカニなどの甲殻類が出てくるので、餌を求めて深場からタマンが回遊してきます。

 

向かい風の状況だと、「仕掛けを投げにくくなる、オモリが軽くて仕掛けが流される」ことになるので、状況に合わせてオモリのサイズを選択します。

 

釣り場ごとに特徴は異なりますが、僕の場合はベタ凪「水深が深い釣り場」を、荒れている時「浅瀬の釣り場」を選択しています。

 

タマン必釣法④「気圧とタマンの関係を考察する」

 

必釣法③とリンクするのですが、「魚の活性と気圧」は大きな関係性があります。

 

その日の天気を左右しているのが「気圧」です。

日本の上空に「高気圧」が張り出してくると天気が良くなり、高気圧の勢力が強ければ快晴で風のない「ベタ凪」の海況になります。

「低気圧」が近づくと天気は下り坂となり、雨や風が強まって海況が荒れ始めます。

 

天気図を要チェック(yahoo天気より引用)

 

高気圧が張り出して好天が続くと海面を押さえつける大気圧が強くなるので、「プランクトン、小魚」の活動が鈍くなり、それらを餌とするタマンなどの大型魚の活性も落ちます。

そんな状況で低気圧が近づくと、海面を押さえつけていた大気圧が弱まり、「プランクトン、小魚」が浅瀬に浮上しやすくなり活発になるので、タマンの活性も上がります。

 

魚は「浮き袋」という器官を持っており、浮き袋を膨らませたりしぼめたりして浮力調整をしています。

低気圧下では、浮き袋内の空気が膨張して魚体が浮き上がりやすくなり、魚が浅場に集まりやすくなります。

 

登山をする時に麓で購入した「ポテトチップスの袋」が、気圧が下がる山頂に近づくとパンパンに膨らんでいくのと同じ原理です。

 

タマン 打ち込み釣り 沖縄 
低気圧の接近時に連発したタマン

 

選択する釣り場にもよりますが、僕は「1006~1008hPa」を目安に、より気圧の低い海況を絞って釣行計画を立てています。

 

タマン必釣法⑤「干潮時も大きなチャンスタイム」

 

僕が釣行計画を立てるのは、干満の水深の差が一定以上になる潮周りの日。

現場では周囲の釣り人の様子も観察しているのですが、最満潮の時間を過ぎて潮位が下がり始めると帰り支度を始める方を多く見ます。

 

確かにタマンなどの大型魚は満潮に合わせて浅瀬に上がってくるものですが、干潮時の方が個人的には狙いが絞りやすいと考えています。

 

大型のガーラ(ロウニンアジ)、タマンは背ビレが出るような浅瀬でも夢中になって魚を追いかけまわす魚です。

必釣法①に沿って考えると、水深が浅くなる干潮時の方が餌となる小魚の行動が制限されて、捕食がしやすい環境になります。

 

タマン タマン釣り 打ち込み釣り ハマフエフキ 沖縄釣り 沖縄ルアー カヤックフィッシング
干潮時、潮位1メートル未満で釣れた「5キロオーバータマン」

 

また満潮時には、潮位が高いため仕掛けを打ち込む場所に悩まされますが、干潮時には魚の通り道を絞りやすくなるため、ピンポイントで仕掛けを打ち込むことが出来ます

 

初めての釣り場に行く際は、事前に日中の大潮の干潮時にポイントに下見に行き、釣り場の地形を把握しておくことが必須です。

ちなみに僕は、目星をつけた釣り場があると海に潜って地形や環境を調査しています(笑)

 

「釣り場の地形」を把握した上で、魚の視点と照らし合わせる

 

以上、打ち込み釣りでタマンを釣るためのコツを少しだけ紹介してきました。

他にも仕掛けに工夫をしていたり、タマンの生態に基づいた攻略法を立てたり、考え方は色々あるのですがあとは企業秘密にしておきます(笑)

 

大事なのは、「日々釣り場に通って経験値を積み自分なりに推測を立てながら釣りをすること、タマンの視点で釣りをすること」です。

 

沖縄県記録更新のタマンを釣り上げることを目標に、僕は今日も夜の海に出かけます。

 

ニッシー
それでは、また!

 

【今回のタックル】

 

・ロッド:ダイワ「バトルゲーム・タマンモンスター10号
・リール:PENN「SLAMMER III-8500」
・道糸:PE6号
・リーダー:ナイロン24号
・針:がまかつ「タマンスペシャル20号

 

・ロッド:ダイワ「バトルゲーム・タマンモンスター8号
・リール:PENN「BattleⅡ-6000」
・道糸:PE4号
・リーダー:ナイロン18号
・針:がまかつ「タマンスペシャル20号

 

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